自作でアルミ製アユプロノットマスター用編み込みステージ(編み込み台)を作ってみた!Part1 1/4

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アユプロ用自作品製作

タックルインジャパンのアユプロにはオプションでも編み込みステージ(編み込み台)が無いようなので自作DIYで作って見ました。取り付け位置や角度、高さ、など最適に使用できる基本情報が人それぞれ好みがあるせいか、ネットに核心的な情報がないので手探りの状態からスタートしました。編み込みテーブルは以前、アルファビックの編み込みホルダーを使用していたときは便利で使っていたのですが、アユプロを使用するようになってからは無くても編み込みが出来ることに気が付き使用しないまま、特に不便は感じ無かったです。ですが、ふと有った方が便利かなと思い製作に着手しました。部品の数が多くなったのでこの記事は4部構成になります。

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製作工程概要

とりあえず現行で販売している編み込みホルダーで編み込みステージが標準装備されているものが下野のカタログに有り、それを参考に設計してみました。

下野オリジナルHPより

コストを掛けずに良い物を作ろうと色々考えましたが、支柱に丸棒を使うとテーブルに回転しようとする力が加わるので丸棒を使うのはやめました。(回り止めの加工が面倒)4mmのアルミ板が有るので極力それを使う設計にしました。

オリジナルを出す為に垂直上下にスプリングを使用しテーブルが常に中央になるようになっています。

ステージはフラットなアルミ板4mmを長方形に切削し滑り止めシートをステージ上面に貼っています。ステージも縦長、横長に変更可能にしています。外周は3mmのR加工にしました。

下野の編み込みホルダーを参考にしましたが結果的にはかなり違う物になりました。部品の自作率も高い作品になりまた。

α-BIG(アルファビッグ)ラインホルダーDX RHB-29
α-BIG(アルファビッグ)のステージはアクリル製?

α-BIG(アルファビッグ)の編み込みステージは支柱(ジャバラ)が台の中央から伸びてくるので編み込みする時の手のスペースが狭くなります。やはりスペースを広く取る為には下野オリジナルのように中空にするのがベストだと思いました。

設計

設計図は以下の通りです。

ステージ用後方支柱マウント
ステージ台
ステージ支柱
ステージ台角度チェンジャー
ステージ支柱丸棒

材料

材料となるアルミ板は5052系アルミ合金。

  • ユニットベース、ステージ台、ステージベース 板厚4mm
  • ステージ角度チェンジャー          板厚12mm
  • ステージ支柱 真鍮丸棒           Φ6mm

ステージ専用オフセット拡張マウント製作

「TACKLE in JAPAN アユプロ・ノットマスター プチ改造 オフセット拡張マウントを作ってみた!」で作ったマウントをベースにステージを拡張設置出来るように設計製作しました。

材料を80×80に切り出します。

穴開け作業

穴開け終了

輪郭切削はエンドミルΦ10で行います。

本体支柱のプレートが入る部分は1.5mmの深さで削ります。

一枚づつ切削します。

切削終了

M4で5箇所タップします。

すべての穴を面取りします。

外側はサンドペーパーで面取りします。

マウント完成です。

ステージの前後に動く支柱が水平になる様に取付け部分は角度を付けています。

ステージ台の製作

ステージ台の素材選びを迷いましたが、結局アルミ板にしました。ステージ台の四方は直接ラインが接触するので軟らかい素材が適材だったのですが、R加工にする事によってライン切れを緩和させました。

板厚4mmのアルミ板で製作します。

材料をフライスにセットして穴あけを行ないます。

支柱を止めるビスは皿ねじM3です。

輪郭切削時にワーク(材料)を固定する為の穴も開けます。

ステージ台をフラットにする為に皿ねじを使用しますので皿モミ加工をします。

穴の中心をCNCで正確に皿モミします。

皿モミ終了。深さもCNCなので均一に出来ます。

今回は失敗を見越して6枚作ります。

輪郭切削をするにあたって適度な大きさにカットします。

カットはバンドソーで楽々!

Φ8mmのエンドミルで輪郭切削します。

四隅はR加工になっています。

日進工具 NS TOOL MIR200 無限コーティング インナーRカッター R3

続きましてR加工をします。日進工具 NS TOOLインナーRカッターR3で外周をR3で切削します。

正確なR3を出せます。

切削条件が最初よく分からず色々と失敗を重ねましたが、切削スピードを通常よりも40%位に落としたら綺麗に切削出来ました。

コーナーもR加工してあります。

仕上げにサンドペーパーで整えます。

さらに研磨ブラシでピカピカ!

左:研磨頑張った! 右:通常研磨

上記写真の右側のような段差も研磨すれば消えます。しかし丁寧に研磨すると時間が掛かるし大変なので一枚で止めましたww。

Part2へ続く

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