フライス盤「PSF550-VDR」CNC X軸ボールねじサポートプレート(固定側)の製作 作業記録 Part2

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フライス盤「PSF550-VDR」

フライス盤「PSF550-VDR」のX軸ボールねじ化の続きです。前回、X軸のボールねじサポートブラケットを製作しました。今回の記事は軸受け固定側の製作です。X軸はステッピングモーターを変更しカップリングの直結に変更するため既存の純正サポートを外してワンオフ製作しました。作業記録です。

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輪郭切削

穴あけが作業が終わり輪郭を切削します。

いつもの様に10mmのコレットにマッキーを挿し、輪郭切削プログラムを起動してΦ10mmエンドミルが通る軌跡をマジックでワークに写します。

こんな感じになりました。

最初はフライス盤で入り口付近(深さ7~8mm)を垂直にタッピングします。

せっかくクランプ固定されているので、ここでM4のタップをして置きます。Gコードで正確な位置を出しています。

M4タップ

最終的にはハンドタップで貫通させます。

M4タップ完成!!

ねじ穴の位置も正確に出ています。

ワークを外して固定サポートを嵌めてみました。

HiKOKI(日立工機) ロータリバンドソー CB13FB

バンドソーでマジックのラインを切ります。

ザックリと切り落としてだ大丈夫です。

M6皿ネジで中心を出しています。

予めワークの固定台を製作しておきます。M6のねじで固定します。取り付け穴はΦ9.0mmなので自作スペーサーを入れます。

キッチリと固定!

エンドミルΦ10mmで輪郭切削

ダウンカットで切り込み量は0.25mm

LinuxCNC制御画面

今回は仕上げ切削加工をしてみた。ピカピカ鏡面に仕上がり~~

切削完了!

仕上げ&完成

最終段階の組立て&仕上げ作業です。

正面?左右非対称なデザインで下方の両隅は凹ました感じにしました。

仕上げ加工でミス切削!1回の切り込み量が大きかったかな?

電動ドリルで穴の面取り

保護シートを外すとこんな感じ~

#240耐水ペーパーでアウトラインの面取り

研磨パッド #320 モノタロウ K#320

研磨パッド #320で表面&側面を軽く研磨しました。

仕上げは定番ピカールで研磨!

紙ウエスでゴシゴシ磨く

パーツクリーナー モノタロウ

パーツクリーナーで最終洗浄。

小キズは綺麗に消えて光沢も少し出ました~

キッチリ時間を掛ける所でもないのでザックリ研磨でした。

4本キッチリ止めます

サポートの固定はステンレス六角穴ボルト M4×14mmをチョイス!

出っ張りがある方が外側になります。

完成です。

6mm位の出っ張り

はみ出しはこのくらい。

内側はキッチリ収まっています。

同じミスミ製なので相性バッチリ!?

ボールねじを挿入してみる。

内側

内側はボールねじ付属のスペーサーを挟みます。

側面

引きネジで固定

オリエンタルモーター製カップリングで直結する設計です。

次にモーター(オリエンタルモーターARM66AC-N10)を取り付けるプレートの作製に入ります。

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