自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(がまかつGM-1898仕様)を自動巻きに改造するプロジェクトの始まりとしてモーターの選定&テストで制御基板&モーターを購入しました。秋月電子通商 ステッピングモータ・コントロールキットを使用して小型ステッピングモーターをテストしました。またモータは秋月電子通商で入手できる3種類をテストしてみました。色々と問題点も見つかり今後の課題になりました。
秋月電子通商 ステッピングモータ・コントロールキット(モータ・ACアダプタ付)を購入
小型のモーターを選定しました。条件としては以下の感じです。
- 小型である。
- 取り扱いが容易である。
- 低価格で正転(CW)&逆転(CCW)が可能。
- トルクがそこそこある。
- スピードコントロールが可能。
- 低速で稼働する。30~60 rpmが理想
上記の条件に近い制御&モーターとして今回のステッピングモーターをテストすることにしました。
他のモーター選択肢としては過去記事でも書きましたが、浮き回転機で使用したACシンクロナスモーター。もうひとつはDCモーター+減速ギヤの2種類が候補にあります。それぞれ一長一短ありますが、シンクロナスモーターはスピード調整が出来ないのとトルクがやや弱いのが弱点ですが一応、第2候補で考えています。
↓<参考記事>↓
秋月電子でちょうど良い感じのPICコントローラとステッピングモーターセットが売っていたので購入してみました。このセットはすべてセットになっているので組み立ててればOKな商品です。
付属のモーターは減速比:20:1、回転速度:1回転あたり2~40秒と言う仕様です。トルクがどの位出るかは分りません。
制御基板は単品でもキットになっています。PICステッピングモータドライバキット1,200円です。
電子工作はあまり得意ではないですが、秋月電子のネット写真と説明書でチャレンジです。
このセットオリジナルでこのVR1:半固定抵抗を10kΩから100kΩに変更するようです。より低速で動かす回路になるようです。XHコネクタベース付ポスト2Pも付属しています。
基板からの組み立ては、ほぼ初心者ですがダメ元でチャレンジ!!
極性だけを気を付けてなんとか完成!
モーターも配線して動くかチェック!
えいやっ!
動いた・・・
ものすごいゆっくり動きます。やはりモーターが 減速比20:1でも小型なのでトルクはあまり無さそうです。
モーターを変えてみる
このキットと同時に秋月電子で違うタイプのユニポーラモーターを試しに買いました。
350円と低価格ですがメーカー製です。
ステッピングモーターSPG27-1101(日本電産コパル電子株式会社(Nidec))
・ギア比:1/5
・励磁方式:2相ユニポーラ
・基本ステップ角:3度
取り敢えず動作テストしてみます。モーターの配線は秋月電子のモーターデータシートを見て配線を確認します。
動作しましたので、モーターと制御基板の接続にコネクター(SMコネクタ SM端子)を付けます。
モーター側は6本線ですが、制御基板側は5本線です。モーターの黒と青は共通電源なので基板側の赤(+v)に繋ぎます。
基盤をケースに入れてみる
手持ちの適当なBOXを用意して制御BOXを作ります。
プラスチックナット+連結(6角ジョイント)スペーサー(10mm)セットがキットに入っているのでそれを使用して絶縁かさ上げします。
BOX内に収まります。
コントロールBOXを製作する前提で以下の物も同時に購入しました。
どれも低価格です。
- タクトスイッチ(大)10個セット 300円
- 小型ボリューム 100kΩB+小型ボリューム用ツマミ(ノブ)15mm ABS-28 1個40円
- 両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板Fタイプ 1枚15円
試作(テスト)なので失敗を恐れず取り付けて見ました。
タクトスイッチはやはり大きいと押しやすいですね。
半固定抵抗を外して同等抵抗の小型ボリュームを装着!回しやすくなります。
ここまで制御基板に何度もスイッチ類やモーターを着けたり外したりしていたら制御基板が調子悪くなり、モーターが常に脱調しているような感じになってしまいました。説明書を見て推測するとトランジスタが壊れたようです。モーターの配線をミスすると短絡するようです。思い当たる節があるので、交換が必要です。半田付けもイマイチで基板の損傷も激しいので買い換えます。試作試運転は出来たので次は仕上げて行きます。
制御BOX製作編へ続く
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