はじめてのオリエンタルモーターαSTEPステッピングモーター!パルス入力編 設定備忘録 Part3 αSTEP AR series Test run

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フライス盤「PSF550-VDR」

この記事は当方が初めオリエンタルモーターαSTEPステッピングモーター(パルス入力)を動かす事に成功した体験記です。前記事ではACサーボモーターを動かしましたが、今回はαSTEPステッピングモーターです。素人なのであれこれ悪戦苦闘しながら希望する制御になったので設定等を忘れないように備忘録として綴っておきます。同じようαSTEP ARシリーズ初心者さんの参考になれば幸いです。

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中華CNC制御基盤に接続テスト

Part2からの続きです。

今回のモーターのテストに使用したCNC制御基盤中華製激安制御基盤です。MACH3LinuxCNCパラレルポート制御に対応しています。

AliExpressで購入しました。パラレルD-SUB25ピンケーブルも付いて1,000円以下です。品番は不明。

実際に取り付ける当方のフライス盤「PSF550-VDR」CNCには別の中華製基盤を使用しています。

これです。

リレー上面の表示も最初から擦れています・・・
5 軸 CNC ブレークアウト基板 USB ケーブルステッピングモータドライバ用 MACH3 パラレルポート制御

基盤裏はチョット汚れ?があります。中華クオリティなので致し方ないですね。

こちらの激安カプラセットもAliExpressで購入。

ワンタッチカプラ対応なので当初はカプラ接続を試みましたが・・・

・XH2.54 jst端子キットワイヤーコネクタアダプタ2 1080p 3 1080p 4 1080p 5 1080p 2.54ミリメートル2.5ミリメートルピンヘッダハウジングxh TJC3 230ピース/セット

ピンに上手く挿入できず断念!

こんな感じにして見ましたがどうも電線が太すぎで上手く行きませんでした。

結線は色々試しました。

結局はダイレクトの結線でテストです。こちらの方が確実ですね。

結線CW+/PLS+ CW-/PLS- CCW+/DIR+ CCW-/DIR-

LinuxCNC標準のウィザード(Stepper Configuration Wizard)を使用して適当(ほぼデフォルト)に立ち上げます。

LinuxCNC初心者の方には「はじめてのEMC2 フリーの「制御プログラム」で高度な「ものづくり」!」と言う書籍がオススメです。全てを網羅しているわけでは有りませんがザックリと書いてあるので当方はこれで勉強しました。

ピンNo.22「IN-COM」に配線しました。(黄色の単線)

LinuxCNCを立ち上げX軸にパルスを出しましたが、動かない・・・・いろいろと原因を探るとピンNo.22が接続されていなければならないようでした。22番の「IN-COM」24Vを印加する必要が有ったみたいです。

初心者でマニュアルを見ても専門用語?で理解できない所が有りますがトライ&エラーでやるしかありません。

24V電源を用意してピンNo.22、23に24Vを接続、ピンNo.21にGND接続します。ピンNo.24「CLR/ALM-RST」は配線しましたが今回は様子見で保留放置(今のところ必要なし)です。

取り合えずこの状態で動作確認が出来ました。チョット感動・・・!w

設定は上写真のような感じです。Maximum VelocityMaximum Accelerationは実際に取り付けて数値を決めていきます。

テストで色々と数値を弄ってみました。モーターの共振や高周波音を確認しながら最適な数値を探ります。

小野測器 ディジタルハンディタコメータ HT-5200

回転計測器で回転数を計測してみます。

安定した回転をしたのでテスト終了です。

簡易X軸用制御台作製 ドライバ(ARD-A)100V仕様

フライス盤「PSF550-VDR」CNC X軸に取り付けますが当方の工房は今のところ100Vのコンセントしかありませんのでドライバも100V仕様にします。(ARD-A)

ARD-Aです。純正の接続端子が揃っているのでそちらを使います。

・721-205(ワゴジャパン株式会社)

電源のCN3端子コネクタです。

VCTFK-0.75(ビニルキャブタイヤ長円形コード)を使用してコンセントプラグを取り付けます。

コンセントプラグ

CN1用コネクタ:品番MC1,5/6-stf-3,5(フェニックス・コンタクト株式会社)

CN1用のコネクタを装着します。

ミスミ ENF-SNT-6D ノイズフィルタ

マニュアルにノイズ対策が書かれていたので、手持ちの中古ノイズフィルタを電源ラインに接続してみます。効果は多少はあると思います。

エアブラシと圧力調整期を外しました。常圧のコンプレッサーからエアブラシを使用できる自作減圧装置。

1軸用の制御BOXを製作するのが面倒なので既存の物で代用します。自作のエアブラシ圧力調整器のベースを使うことにした。アルミ板のベースとミスミのアルミフレーム 5シリーズ 正方形 20×20mmで出来ています。持ちやすいようにモノタロウで購入した樹脂ハンドルも付いています。

アルミ板厚20mmで製作したベースです。安定感は抜群!!

モノタロウで購入したDINレールを適当な長さでカット。

アルミフレームにDINレールを固定。

左:オムロン S8VK-S スイッチング・パワーサプライ

DINレールに安定化電源24Vノイズフィルターを取り付けます。

ドライバ(ARD-A)もアルミフレームにボルトで固定。

1軸用簡易制御器?完成。

LinuxCNCエラー ERROR:Unexpected realtime delay on task 1

LinuxCNCで上記のよなエラーがたまに出ます。設定で色々と弄っても回避出来ません。PCの性能の問題なのか制御基盤の問題なのか・・・??取り合えず支障はないようなので保留です。

HIOKI 放射温度計 3445

テストGコードを実行しモータを10分程度連続で動かしモーターの表面温度を測ってみた。

アルミベース部分orPNギヤード付近は25.1度で生温く暖かい程度。

モーター本体は54.5度であっちっち。放熱のヒートシンクも付けないとダメかな!?(自作製作予定)

1軸ARD-A 100V仕様

何はともあれ完成です。これをX軸に取り付けます。細かい修正はその都度行ないます。

動かせてほっとしました

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