日々、改良を重ねている自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(がまかつGM-1898仕様)を再再改良してみました。カウンター軸をPOM樹脂から金属(真鍮製)に変更して軸の剛性を高めました。軸の変更に伴いスプールを軸に引っかける部品(キー)をねじ式に変更しメンテナンス(取り外し)が容易にできるようになりました。その他、ちょこっとマイナーチェンジしてみました。
軸を取り外す
交換するにあたって軸をバラシます。樹脂だと僅かですがたわみが生じるので剛性を高める意味で金属に交換してみます。樹脂でも基本的には強度の問題はありませんでした。
今回のプロジェクトはこの樹脂製の軸を金属(真鍮)製に変えます。
このPOM樹脂で製作した軸はキー(プラスチック)を接着で固定しています。
キーの取り外しはラジオペンチでつまみ・・・
引っ張れば簡単に外れます。
次にカウンターユニットを取り外します。
軸をカウンターから外して終了です。
軸の製作 その1
上記で外した樹脂製軸を金属製に変えます。寸法は同じで問題ないのですが、マイナーチェンジとして軸を少し長めにします。狙いはスプール着脱時の脱落防止です。効果の程は良くわかりません。
手持ちの端材(真鍮丸棒)Φ12mmが有ったのでこれで製作します。
こんな感じで削り出します。
最終的にベアリングに納まらなけれ意味が無いので、テストベアリングに通してチェックします。
軸の外径が決まったら突っ切りでカットします。
こんな感じな物が出来上がりました。
カウンター本体軸の差し込み穴を開けます。Φ4mm です。
第一段階の加工は終了!
ハンドル側の軸も精度良く作り直しました。
さて、これをプーリーに差し込んで様子を見てみます。
ドッキングするとこんな感じです。
これを仕掛け巻きケースに取り付けてキーを取り付けるねじ穴位置を探ります。
Part2へ続く。
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