「ダイワ編み込みホルダー」の2025最新バージョンユニットを製作しました。以前のバージョンをお使い頂いているユーザー様より更新依頼があり製作してみました。前方ユニットは距離実数表示のカウンター仕様で後方は縦型ユニットで仕掛け巻きハンドル仕様です。製作の詳細は以前の記事がありますのでここでは割愛します。この記事は製作備忘録です。
旧型のユニット仕様

こちらがお預かりした旧式前後ユニットです。前方ユニットはカウンター仕様ですが表示は回転数表示です。後方は旧バージョンでマグネットハンドル仕様になっています。

ユーザー様で改造された部分(ピン)をアルミのツマミを製作して取り付けます。
製作ダイジェスト

前方ユニットベースプレート

後方ユニットベースプレート

仕掛け巻きケースに装着するツマミは以前に製作したマグネットハンドルを流用して製作します。

マグネットを外して再加工します。

POM樹脂のラインガイドもU字溝のガイドに交換

ツマミはこんな感じで装着予定。


アルマイト加工は「レッド」で施行しました。(レッツアルマイトbyMc-across)

細かい部品を交換しつつ旧型から流用出来る物は利用しました。ですが、新たに製作した部品がほとんどです。

この仕掛け巻きケース(前方)は再利用しました。後方は加工に失敗して新品に交換してあります。

ピンの穴の位置も微妙にズレがあったのですが何とか修正出来ました。

ボール盤で垂直に穴を開けねじ切りします。(M3ねじ)

ラインスプールの固定ねじ部分も新たな物に交換。

スプール固定ハンドルも収納可能になります。

後方ユニット製作風景

旧型に装着してある「マグネットハンドル」も今後は使用しないと思いますが・・・プレート裏面側に一応、取り付けました。

新型ユニットに移植。

糸止めにタックルインジャパン専用糸止ゴムを使用します。
完成~その他
完成したユニットを当方のプロト編み込み台(ダイワ編み込みホルダー)に装着して最終調整を行います。

ダイワDAIWA編込みホルダーに自作オプションで土台を拡張した「拡張安定台座」をアルマイト加工しました。
<参考記事>
・ダイワDAIWA編込みホルダー 自作オプション 端材アルミ板で拡張安定DAIZA(台座)!?を作ってみた! Part1

ブルーでアルマイト加工。

台座とのカラーバランスはあまり良くなかったかな?無難なブラックが良かったかも・・・・

前方ユニット

台座

ラインスプール固定ハンドルも収納可能になりました。
<参考記事>
・ダイワ・がまかつ後方2連ユニットを縦型ハンドルバージョンにしてみた。

固定ハンドルの収納はこんな感じです。

カウンターは距離実数で表示されます。
<参考記事>
・自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を実数化してみた! カウンターギア比変更編 2024 GWのDIY工作Part1

アルミ製のツマミ。


ラインスプールのラインはガイド下部を通過させます。




イカリ乾燥台TACKLE in JAPAN(タックルインジャパン) アユ・ドライスタンドの穴開け加工風景
<参考記事>
・DIY 夏休みの1Day工作 TACKLE in JAPAN(タックルインジャパン) アユ・ドライスタンドを使いやすくしてみた。<卓上イカリ乾燥台の作製>Part1

こんな感じで仕上がっています。
完

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