前記事で製作した「卓上イカリ乾燥台」にアマゾン等で販売されているDAITOU(ダイトウブク) 一滴瞬間 「瞬間接着剤受ケ皿」を装着してみました。取り合えずこの乾燥台の進化を進める為、改良してみました。イカリ作製時の瞬間接着剤塗布に役立つのではないでしょうか?使いやすくなったかは今のところ不明ですが機能追加と言う意味ではGood!?だと思います。
DAITOU(ダイトウブク) 一滴瞬間 「瞬間接着剤受ケ皿」
取り敢えずこちらの商品をアマゾンで購入しました。DAITOU(ダイトウブク) 一滴瞬間 「瞬間接着剤受ケ皿」
700円位の商品で瞬間接着材の一滴トレーです。金属なので繰り返し使えるので経済的です。
使い方はこんな感じらしいです。
海外製(中国)かと思いましたが安心の「MADE IN JAPAN」です。海外サイトに無かったので??と思っていましたが表示を見て納得です。
素材はステンレス430で磁性が有ります。
専用ピンが2本付属。このピンも磁性が有りましたのでおそらくステンレス430かな?
オリジナルの状態でピン収納もバッチリ考えられています。
卓上イカリ乾燥台への取り付け方法を考える!
上記「一滴瞬間」と同時にアマゾンで購入したのがこれ↓
真鍮 黄銅 六角スペーサーM4セットです。
これを支柱にして取り付ける予定です。長さもいろいろ入っているのでベストな高さを調整できるかなと思いこれにしました。おそらくこれは中国製ですね。ねじ切り精度がイマイチです。ですが、使えないこともないので値段を考えたらGoodなアイテムです。
取り付けにはステンレスのカラー(厚さ2mm)を使用して固定の安定感を出します。ツマミは自作の真鍮製ツマミを使用。
この六角スペーサーをそのまま取り付けてもオリジナリティ(つまらない)が無いのでひと手間加工を加えます。ねじの締め付け有効部分が短いのでカラーの厚さ分だけ切削して長さを確保しました。
現物合わせで状態を確認。この辺りは結構、適当に加工しています。
試作で六角スペーサーの高さを3種類を試しました。お好みの部分がありますが今回は一番短い六角スペーサーで行きます。
ベースに穴開け追加工
それでは既に完成している自作卓上イカリ乾燥台に取り付ける為の加工を施して行きます。
一旦、すべてのパーツを外してアルミベースだけにします。
フライス盤にセットして固定します。
一箇所の穴開け加工なのですべてマニュアル操作で加工していきます。
M4のカウンターボア加工。深さは5.2mm
カウンターシンク加工
X,Y軸は動かさないので工具のチェンジだけでサクサクっと加工~!
表面も確認。狙い通りの位置に穴が開きました。
支柱固定のボルトはM4の14mmを使用。
一滴瞬間 「瞬間接着剤受ケ皿」取り付け
それでは支柱を取り付けます。
ゴム足ギリギリでした。
ボルトを締め付けしっかり固定。
カラーを入れて・・・
本体を装着!本体はおそらくΦ6mmの穴が開いているのでバカ穴になります。
真鍮のΦ12mmつまみを取り付けてしっかり固定!
完成!!
完成しました~!!一見は簡単な改良のように思えますが時間を掛けて作りました。
使用する時は、一滴瞬間 「瞬間接着剤受ケ皿」の下に小物入れが隠れます。
針巻で小物入れを使用している時は後ろにスライド(回転)させて使用可能。
取り外しも簡単!
高さは13mm位。
次回はこの専用ピンスタンドを取り付ける改良を思案中です。磁性があるのでマグネットを利用して模索しています。
完
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