前回の記事でDIY 自作アルミ製「汎用万力」を製作しました。この万力を有効活用するべく、へら釣り用のポータブル編込みホルダーを作ってみました。ヘラ釣りになぜ編み込みホルダーが必要かと申しますと当方はへら浮きの遊動に編み込み式を採用しており、現場でのトラブル時に交換が必要になっときにあったら便利になるのではないかと思い製作して見ました。かなりニッチな作品です。
設計
万力土台は完成しているので、それ以外の部分を製作します。
万力に取り付ける土台(ベース)の図面です。万力の中心から固定するM5ボルトが突き出しているのでこれに編込みホルダー本体を固定します。
支柱はアルミ板t=4mmの一枚板から前後支柱一体の板で製作します。剛性はそこそこ出ていると思います。コンパクト設計です。鮎釣りの仕掛け作りにも使えるかも!?
土台(ベース) 製作
まず、 万力に設置する土台(ベース) を作りました。
板厚10mmのアルミ板を用意。
22mm×65mmにバンドソーでカットします。
大まかにカットします。
最初の穴あけ作業をバイスで固定する為、端面をエンドミルで平面に切削します。
長手方向を2面行ないます。要するに2面フライス(2F)です。
長手方向は水平が出たのでバイスにセットします。
Φ5mmの穴開けを3箇所開けます。
適当に切削ベースを作りボルトで固定します。
LinuxCNC制御画面
切削にはエンドミルΦ10mmを使用。
中心部(固定部分)の溝を切削しました。外側にはRをつけてみました。
側面に支柱プレートを取付けるM4の下穴を2箇所開けます。
M4の下穴なのでΦ3.3ドリルを使用。
そのままフライスのタッピング機能を用いてM4でタップ。
切削加工は終了!
いつも通りにマキタのドライバードリルで面取り~
ヤスリでアウトラインを研磨して完成。
特に難しい加工は無く失敗なしで完成!!
つまみネジは上記の物を使用します。
ネジ部分は真鍮製です。
Part2へ続く
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