当方、自作のがまかつGM-1898仕様ユニットをこれまた自作のラインスプールホルダーと合体して作業効率を向上させてみました。作業効率というよりは脱着の手間を減らしたと言うべき作品かな?今回は後方支柱に取り付けるユニットを製作してみました。それと同時にラインスプールホルダーの2連ユニットも製作してみました。また、今まではマグネットの自作脱着式ハンドルを採用していましたが、試作で圧入方式のハンドルを製作してみました。流行りのコラボ企画です。
製作工程概要
当方がメインで使用しているがまかつGM-1898仕掛け巻きと自作のラインスプールホルダーを連結させた物を製作しました。各ユニットごと交換を軽減するべく考えた作品になります。ユニットごとにすでに製作方法は完成されているので特に難しい事はありません。上記でも書きましたが試作で圧入方式のハンドルを製作してテストしています。デメリットが多少あるのですが使用に問題がなければ今後はコストと製作手間の少ない圧入方式で使用しようかと思います。
連結は
- がまかつGM-1898仕掛け巻き+ダイワ鮎匠 AS50N 回転巻R
- がまかつGM-1898仕掛け巻き+ラインスプールホルダー
- ダイワ鮎匠 AS50N 回転巻R+ラインスプールホルダー
- etc・・・
色々な組み合わせ(コラボ)が可能です。
設計
ベースは基本的に基本ユニットを連結させた感じになります。後方は前方の仕掛け巻きケースを考慮して芯高が一段高くなっています。
ラインスプールホルダー側は中心の穴にだと仕掛け巻きケースの蓋を開けた時にぶつかってしまうので中心から後方に15mm程度オフセットさせました。
材料
材料となるアルミ板は主にA5052系でアルミ合金(UACJ製)。使用したのは板厚4mmです。通常のユニットと全く同じ規格です。
78mm×165mmにカットしたものを2枚重ねて作ります。
穴あけ~輪郭切削 ベース製作
特に難しい加工は有りません。
フライス盤のタッピング機能を使って垂直にM6のねじ切りを行ないます。
以上でフライス盤を使った加工は終了です。
タップ&面取り~研磨~ベース完成~がまかつGM-1898ケース取り付け
過去の製作記事で細かい事は書いたのでダイジェストでご紹介します。
編み込みホルダー用仕掛け巻 がまかつGM-1898仕様ユニット 編
この後、洗浄してベースは完成です。
編み込みホルダー用仕掛け巻 がまかつGM-1898仕様ユニット編の通り加工して取り付けました。
ラインスプールホルダー側にはラインガイドを付けてがまかつ仕掛け巻きケースに干渉しないようにしました。
アユプロXタイプでの使用時では裏側の面もスプールホルダーとして利用できます。但しアルミ板が厚4mm なので完全固定ハンドルだとスプールの厚みによってはボルトが突きだしてしまう場合があるかもしれません。
自作の固定ハンドルを取り付けます。
裏面も使用する場合はばねのテンションハンドルのボルト突き出し量を調整します。完全固定ハンドルは調整が効かないので場合によってはボルトの長さを交換調整します。
Part2へ続く
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