DIY 自作編み込みホルダーを改良してみる!PE系ラインが滑るのでPOM樹脂サンドイッチに変更してみた。Part1

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自作編み込みホルダー

数年前に製作した自作の編み込みホルダーを改良してみました。自身の加工技術もちょこっと?上がり現時点での技術で再製作(改良)をして見ました。改良のきっかけとしましては、あるユーザー様からのご指摘で「PEラインが滑る!」とのご指摘がありそのあたりを改善するべく再考察し大幅に改良しました。

<参考記事>

・自作で編み込みホルダーを製作してみました。

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PEラインが滑らないように考えてみる!ゴム+樹脂では滑る?

まず、この編み込みホルダー実際の問題として「ウレタンゴム+POM樹脂」ではPE系ラインが滑るという現象が起きます。個々の編み込み力差はあるにしても「滑りやすい」と言う事は確かなようです。

ラインが滑らずにキッチリ止めるにはどうしたら良いかと考えるとやっぱりオーソドックスな「POM樹脂+POM樹脂」の組合せサンドが良いように感じます。(樹脂は他にも良い素材が有るとは思います。)但し、この組み合わせはデメリットも当然あります。当方はあえて避けてきましたがやはりPE系ラインの固定はこれしか今のところ思いつきません。ちなみにメリットは完全?に固定クリップできるという点でデメリットは「ライン潰れ」が起きるという事です。PE系ラインが潰れて強度低下するかは測定器が無いので何とも言えませんが、気分的にはちょっと心配になりますね。

PE系ライン専用POM樹脂を一枚追加してみた

取り敢えず試作では滑りにくい事は確認できたのでこんな感じで改良していきます。

クリップ部品構成「ゴム+樹脂+樹脂+アルミ抑えハンドル」で考えて行きます。

全長が伸びるので軸も延長しなければなりません。

中央に配置するPOM樹脂は両側面取りで色は白を使用。

軸は既製寸法品を使用。モノタロウ製ステンレス寸切りM5×長さ55mm

軸は既製品を使用するのでその寸法に合わせるように樹脂やアルミを削ります。面倒なので軸のカットはしないように設計します。

中央にPOM樹脂を配置

仮組み立てで様子を見たところ問題発生!!

このシンプルな編み込みホルダーはクリップ内部に回転防止のピンをいれていません。ウレタンゴム+POM樹脂はウレタンゴムに摩擦力(グリップ力)が有りナット締め付け時は一緒に回転することはありませんでした。しかしPOM樹脂+POM樹脂は摩擦力が弱くナットの最後の締めで同時に回転してしまいます。

モノタロウ 大阪魂 ステンレス波型ロールピン Φ3×14mm

ということで回転防止としてピンを入れます。

こんな感じでピンが飛び出さない長さをチョイス。

ピンは直径Φ3mm、長さ12mmの波形ロールピンを購入してみました。

横から見るとこんなイメージです。

試作なので取り敢えず適当な位置に一本打ってみました。

POM樹脂のガイド貫通穴Φ3.3mmで開けてみました。これでちょっとラインを通してチェックしましたが・・・

結論から書きますと、試作は失敗です。まずロールピンが垂直に入っておらずピサの斜塔のように斜めになってしまいました。原因はボール盤で下穴を開ける際に垂直をよく確認せず適当に開けてしまった事です。意外と精度が必要な箇所でした。樹脂の貫通穴も軸Φ3mmに対してΦ3.3mmの穴で、攻めた設計になっています。その為かピンのギザギザ部分に引っ掛かる事象がありこのロールピンはNGなようです。その他にも気になる箇所がいくつかあるのでその辺を改善したものを製作しようと思います。

Part2へ続く

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