プロクソン(PROXXON) ウッドレースDXを使ってへら竿の竿栓を作ってみました。木工旋盤は初めてで基礎知識ほぼゼロでの挑戦?です。初めての作品?の製作工程です。取り合えず竿栓の形になっていれば良しとし仕上げ(塗装)はしていません。実用性は度外視で練習なしの一発目作品の製作備忘録です。
プロクソン(PROXXON) ウッドレースDX No.27020
プロクソン(PROXXON) ウッドレースDXを購入してみました。本体はセンター押しの欠品有り中古品です。
本体だけでは加工が出来ないのでオプションで純正の物を数点新品購入しました。
操作盤は前面の本体に有り、主電源と回転数のスピードコントローラーが付いています。
主軸貫通穴
刃物台
ナットで芯押し台は調整します。
用途…木工旋盤電源…100V、50/60Hz
消費電力…80W回転数…600~3,500min⁻¹(回/分) 無段電子コントロール付き
最大加工寸法…丸材φ50mm、角材40×40mm、長さ220mm
機体寸法…横485×奥行き140×高さ95mm
重量…2.2㎏
定格使用時間…30分
定格使用時間30分しかないのでモーター保護の為、連続加工や大作は機械を休め休めしながらになります。本格加工はには不向きなホビー用です。
プロクソン(PROXXON) ウッドレースDX No.27020 オプション
本体だけでは加工が不便だと思い、オプションで数点新品購入しました。
本体にはコレット式のチャックしかないので三爪ユニバーサルチャック ウッドレースDX専用をまず購入しました。これでワーク(材料)の固定が簡単になります。まぁ価格はチョット?お高めです。剛性はありますが精度は??あくまでもホビー用としての域です。
本体には錆び止めの油がべったり付いてるのである程度、拭き取ってから取り付けます。
実際に取り付けてみました。旋盤らしくなります!
続きまして本体欠品の材料押しセンターDXも別購入しました。今回の竿栓作りには使用しませんでしたが旋盤部品の基本構成部品として必需品です。
金属製(亜鉛ダイカスト?)で剛性は有りそうです。
先端はコレット仕様になっています。
取り付けるとこんな感じになります。
へら浮き製作に使用するためにドリルチャックも購入。主軸に取り付けるにはオプションで専用シャフトも必要!
主軸側に取り付けるとこんな感じになります。これがあればへらウキのカーボン・竹足やグラス・PCのテーパー加工が出来ると思います。
加工の良し悪しを決める木工用のバイト(刃物)も5種類購入。このウッドレースDX用カッティングツールはすでに廃盤かも?彫刻刀でも加工は可能だと思いますが持ち手の柄が短くやや危険度が高いし旋盤専用設計ではないので希望の形が無いのも弱点だと思います。
木工旋盤用バイトは種類がたくさんあるので作りたい物によって購入するのが良いと思います。当方は基本的な5種類を選択しました。
あると便利なプロクソン(PROXXON) 刃物とぎ用砥石も購入。
加工~完成
加工風景の写真は加工に夢中になってしまい、あまり有りませんwwよってダイジャストで書きます。
まず、ホームセンターで買ったΦ10mm位の丸棒を6~7cmにカットしチャックにセットします。
最初に回転させて丸棒表面を直剣バイトで挽いた所、チャックの油と木粉(切子)が凄かったので途中から屋外でやることにしました。部屋の中では清掃が大変です。
デザインは適当に考えて、中心にR溝を彫って見ました。
センター押し台が必要かと思われましたが無くてもこのぐらいの長さなら加工できました。
ウッドレースDX用カッティングツール丸(大)を使用
ウッドレースDX用カッティングツール直剣で成型
それらしく形になったのでウッドレースDX用カッティングツール突切りバイトで切り離します。
切り離すとこんな感じになります。仕上げの研磨(ペーパー)をしていないので少々表面が荒いですが形にはなっています。
超精密ミニ鋸とアルミ製鋸切断ガイドを使って中心に割りを入れました。
根元ギリギリまで鋸を入れました。
若干、鋸が斜めに入ってしまい見た目は悪いですが完成です。今回は初めての成型なので本格的な研磨や塗装はしません。なんとなく作り方が分れば良かったので超適当加工です。一度作れば改善点も見えてくるので次回はもうチョット良い物が出来ると思います。とにかく練習が必要ですね。加工自体は簡単でした。初めてでもそれらしき物は作れましたww
完
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