フライス盤「PSF550-VDR」CNC に中華製クーラント噴霧装置を装着してみました。当方、製作物のほとんどがアルミのドライ加工がメインでしたので必要性が感じられませんでしたが最近、鉄やステンレスもちょこちょこ加工する機会が出て来たので装着する事にしました。工具の長寿命に期待です!この記事は取り付け加工の備忘録です。
アマゾンで中華製クーラント噴霧装置を購入
まず噴霧装置ですが国内製品またはプロブランドはお値段が高めで初心者的にはちょっとハードルが高いです。
AliExpressかアマゾンで迷いましたが直ぐ欲しかったので国内に在庫があるアマゾンで購入しました。
中華製 SNS 噴霧器 MODEL:S-BPV-03と言う機種を購入しました。ネットでレビュー的な情報がほとんど?有りませんでしたが、 見た目が良かったのでこれにしました。
一応?クーラントホースとのセットになっておりエアーを供給すれば使えるようです。
フライス盤「PSF550-VDR」への取り付け位置を決める!
取り付け位置を考えます。
とは言っても取付けられる箇所は限られていますので必然的にこの辺りになります。購入時に付いていたアクリルの安全保護シールド?の残骸であるスイッチボックスを撤去してここに設置します。
ボックスを開けるとマイクロスイッチが有ります。アングルでネジ止めしてあるのでこのネジ穴を有効利用して固定します。
スイッチを外します。
リード線をカットし絶縁テープで絶縁します。
邪魔なので本体の奥に突っ込んで置きますww これでフラットな面が確保できました。
クーラント噴霧装置取り付けプレートを製作
取り付け場所の確保も出来たので噴霧器本体の取り付けプレートを製作します。
噴霧器本体には3箇所取り付け穴が開いているので、これを採寸して専用の取り付けプレートを設計しました。
プレートの切削終了!下穴にM4タップをします。
フライス盤はM4のタップがしてあるのでプレートはΦ4mmの貫通穴。噴霧器はM4で取り付けします。プレート左にM4で3個ほど予備で確保しときました。
取付けは全部M4の六角穴付きボルト
プレートを取付けるとこんな感じです。
中華製クーラント噴霧装置を取り付け
続きまして噴霧器本体の取り付けです。
先ほど製作したプレートに長めのM4ボルトで取付けます。
流量調整のツマミも前面に来るので操作し易いと思います。
上のツマミがクーラント(切削油)、下のツマミがエアーです。
プレートの左は予備のM4タップ穴が3個あります。使用するかは分りませんが一応、開けときました。
この製品はアマゾンの仕様によると以下の通りです。
空気源範囲:0.1MPa-0.8MPa
液体粘度範囲を使用:0-68cst
オイルチューブの長さ: 110cm/43.3インチ
チューブの長さの調整: 30cm/11.8in
クーラントライナーは約30cmあるので四方何処からも噴霧出来ます。
クーラントライナーは中華製の為、耐久性や品質は未知数です。壊れたら下記のトラスコ製も検討しています。
取り合えずこんな感じで噴霧する予定。
使わないときはこんな感じで上に向けとけば邪魔になりません。
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