自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(がまかつGM-1898仕様)を自動巻きに改造するプロジェクトの始まりとしてモーターの選定&テストで制御基板&モーターを購入しました。秋月電子通商 ステッピングモータ・コントロールキットを使用して小型ステッピングモーターをテストしました。またモータは秋月電子通商で入手できる3種類をテストしてみました。色々と問題点も見つかり今後の課題になりました。
制御BOX完成!
Part3からの続きです。制御BOXの仕上げを行ないます。

取り敢えず制御BOXを完成させました。スイッチ類の表示をテプラで製作。

ステッピングモーターコントローラー

電源ONで青色LEDが点灯!

モーターとの接続はコネクターを使用。

上記のセットに5Pが無いので、仕方がないので3P+2Pで接続。

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踏んだらONになるように配線します。

モーターと同じコネクターを使用。(2P)

熱収縮チューブで処理します。

フットスイッチの延長コードを製作しました。コントロールBOXは卓上に置くことを想定しています。

カシメや電線の被覆剥ぎは「エンジニア 精密圧着ペンチ オープンバレル端子用 PA-20」と「京都機械工具(KTC) 電工ペンチ AD102B」を使用しました。

側面からモータ配線とフットスイッチ配線

もう片方からは電源コード

秋月電子通商のACアダプター。12V1.0A
モーター再選考!
モーターの選定です。

秋月電子通商で購入可能なモーターを3種類を比較しました。制御基板がユニポーラ専用なのですべてユニポーラモーターです。

このNEMA17サイズのステッピングモーターを新たに追加しました。
モーターの特徴を把握してモーターを再選考しました。

モーター選定に3個のモーターをテストしました。

2回目の注文時に購入したMERCURY MOTOR製のユニポーラ ステッピングモーターST-42BYG020です。所謂、Nema17サイズです。重量:0.21kgと重めですが静音です。回転速度は以外にも「 SPG27-1101 」より遅いです。ギア減速していないので速く回ると思っていましたが・・・やはり大きさに準じてパルス速度や電圧電流が関係しているのでしょうか?当方も使い慣れたステッピングモーターの形をしていますので設計はしやすいですね。大きさ・重さがネックです。発熱の時間カーブはゆっくりで20分程度で高熱になるらしいです。短時間使用なら問題ないかも。第二候補です。

日本電産コパル電子株式会社(Nidec)製 今回の第一候補!トルク&スピードも条件をクリアしている感じです。しかしモーターの発熱が大問題です。モーターのデーターシートに記述してある温度特性図の通り短時間で50度付近まで発熱します。やけど防止のモーターカバー必須です。静音性はイマイチでギヤBOXからジリジリ音が聞こえますが負荷を与えず空転した時だけです。適切な負荷を与えると振動が吸収される為か音は静かになります。

日本のメーカー製パルスモです。秋月電子では単品購入は出来ない見たいです?キットのセット品専用
減速比1:20 最高スピード2秒に1回転弱くらいだと思います。トルクは弱く、仕掛け巻きの巻きにはトルク不足&低速です。ただモーター発熱は他の2個と比べると非常に低く、そこは魅力的です。試験運転中にCW回転が突然出来なくなり耐久性には疑問があります。しかしおそらく低価格なので交換で対処すれば工作にも使えそうです。今回の選定はNGです。

以上を踏まえて~今回はこいつで決まり!!
次回の記事は自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(がまかつGM-1898仕様)にモーターを取り付けて自動巻きにしてみます。
完
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