以前に端材で製作した台座(DAIZA)を改良再製作をしてみました。基本的なサイズは同じですがちょこちょこと設計を見直しました。特筆する事は無いですが見た目がスマートになりました。この記事は製作備忘録です。
設計
設計図は以下の通り。
固定方法を見直しました。以前は純正台のクボミを利用して固定しましたが今回の設計は六角穴付きM4ボルトで押し当て方式にしました。これによりシリコンゴムが浮き上がる事無く隙間回りに充填できます。またゴムでかさ上げしていた部分を削らずにアルミで残しました。以前のように変なゴムの浮き上がりやゴム板でのかさ上げがなくなりスマートになりました。
↓<参考記事>↓
・ダイワDAIWA編込みホルダー 自作オプション 端材アルミ板で拡張安定DAIZA(台座)!?を作ってみた! Part1
・ダイワDAIWA編込みホルダー 自作オプション 端材アルミ板で拡張安定DAIZA(台座)!?を作ってみた! Part2
切削加工~穴あけ加工~完成
前回は失敗作のゴミ?で製作しましたが今回はまともな材で製作しました
先ずは裏面のゴム足取り付け穴を開けます。
輪郭切削時のワーク固定用にΦ6mmの貫通穴を開けます。
固定ベースを製作してワークをM6ボルト2本で固定。
輪郭を切削します。
仕上げしろ0.1mmをとってあるので仕上げ切削を行いました。深さは2mmで8周回します。
続きまして、表面の加工です。固定はクランプで固定。
このポケット切削は約1時間50分程度掛かります。
LinuxCNC制御画面
切り粉が沢山発生するので掃除も大変です。
ウレタンゴム埋没防止の為にアルミを残して段を付けました。
次は片側側面の穴開け加工です。
M4の下穴、Φ3.3mmで2箇所開けます。
前記事の汎用万力で作ったM4のねじ穴ザグリ加工ができる刃物でザグリ加工をします。
フライス盤「PSF550-VDR」のタッピング機能を使いギリギリのラインまで機械でタップしてハンドタップで仕上げます。
バリが出るのでヤスリで処理しました。
写真はないですがサイドにも穴開け&M3タップしてサイド小物入れを取り付けられるようにしておきます。
オービタルサンダーで外周のバリ&面取りを軽く行います。
お湯で洗浄後、更に手作業で研磨します。そして、またお湯で洗浄して本体は完成です。
研磨が終わったらゴム足を取り付けます。
M4ボルトをセットして・・・
最後にサイド小物入れを取り付け、完成!!
取り付け編に続く
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