当方、自作のがまかつGM-1898仕様ユニットをこれまた自作のラインスプールホルダーと合体して作業効率を向上させてみました。作業効率というよりは脱着の手間を減らしたと言うべき作品かな?今回は後方支柱に取り付けるユニットを製作してみました。それと同時にラインスプールホルダーの2連ユニットも製作してみました。また、今まではマグネットの自作脱着式ハンドルを採用していましたが、試作で圧入方式のハンドルを製作してみました。流行りのコラボ企画です。
試作品 「マグネット式」改め「圧入方式」自作回転ハンドル製作
自作ハンドルを改良しました。今まではマグネットを使用したハンドルで受側のスプールにも極性が反対のマグネットを取り付けなければならないのがネックでした。今回試作したものはPOM樹脂製で圧入するタイプにしてみました。
端材Φ25mmからΦ12.5mm程度までざっくりと切削
大まかに削りますが削りすぎには注意です。最後は微動送りで仕上げ切削。
実際にスプールを嵌めてチェック!
外径が出来上がったら中心にΦ4mmの穴を開けます。
皿もみ加工と面取りをします。
突切りでカット。厚さは5mmにしました。
公差(許容誤差)はΦ12.05mm以下はゆるゆるアウト!!Φ12.1mmだと入らないかな!?
微妙な嵌め合いの為、何個か作って良いものを使います。
ダイヤモンドヤスリでバリを取ります。
通常通りに組み立てます。
ハンドルの収納はPOM樹脂側と反対側に厚さ3mmのリングマグネットを取り付けて従来通りの収納を可能にしました。
それでは実際に嵌めて見ましょう!
POM樹脂なのでニュルッとした感じで入ります。嵌め合いが浅いので折るように取ると簡単に外れます
マグネット式ほど強い密着強度はないけど通常の力加減では外れませんでした。
脱着に関してはやはりマグネット式に慣れている当方からすると力を加えて穴に挿入しなければならないので違和感があります。外すのも簡単に外れすぎる感じがします。メリット、デメリットがあります。総じて、このハンドルのほうがマグネットのコストも掛からないのでとてもリーズナブルに製作出来きスプール側は無加工なので汎用性が高いです。
どちらにせよ、指で回すよりは断然良いです。
がまかつGM-1898仕掛け巻き+ラインスプールホルダーユニット
アユプロ・ノットマスター Xタイプに装着してみました。
後方に長く突きだしてしまいますが、自作のアルミ台座が適度な重量があるためバランスは崩れません。重量のある台座は必須です!!
ユニット後方のスプールホルダーはラインガイドがあるので仕掛け巻きケースに干渉しません。
正面から見るとラインクリップの中心を通っているのが分かります。
裏面もラインスプールが一つ使用できます。(Xタイプの場合)
作業効率アップ??したかな?
ラインスプールホルダー2連ユニット
続きましてラインスプールホルダー2連ユニットです。
ベースは単体のベースを2個連結した感じになります。後方は一段上がっています。
自作のハンドルを取り付けます。
アユプロ・ノットマスター Xタイプに装着してみました。
実用性があるかは不明ですw
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