我が家の2019年製日立ドライヤーHID-T600Bが使用中にグリップ下から異臭を放ちながら煙が出て来たので即座に使用を中止してグリップを分解してみました。グリップ内を見た所、スイッチとコンデンサは無傷だったので断線を疑い電線を確かめたところ怪しい所を確認。修理してみました。尚、断線を疑う症状は3~4日前から接触不良に似た症状がありました。この記事は作業記録です。
※ 以下の記事の内容の実施製作は完全自己責任です。電気を扱う製作物の為、火災等の危険があります。
※いわゆる一般用電気工作物の工事には電気工事士の免状が必要ですがコンセントより先の電気工作物?(家電製品などの修理)は資格は要らない?と思われます。但し、完全自己責任であって電気の基礎知識が無い状態での製作・修理は危険を伴います。
自己修理によってメーカーの保証適用外になりメーカーはPL法から適用外になるので基本はメーカー修理に出すほうが絶対に良いです。
グリップ分解
まず、ねじを2本外してグリップを開けます。
意外と単純な部品構成です。スイッチと安全コンデンサだけですね。
損傷場所を探します。スイッチとコンデンサに損傷は無いようです。
部品は無傷ないので電線しか考えられません。根元の電線をチェツクすると怪しい箇所を発見!
折り曲げると綺麗に曲がる箇所がありました。断線していますね。
断線と疑わしき箇所をカットします。
あらまぁ~完全にショートしてますね。これは危ない所でした。
繋ぎ直しの修理を試みます。絶縁チューブを少し剥がして中を見てみると・・・
圧着金具で赤のリード線とコンデンサの端子が結線されているので、ここはこのままにして置きましょう。
取り合えずスイッチの電線を半田ゴテを使って交換。
もう一方の電線はリングスリーブ小を使って圧着!絶縁ビニールテープをしっかり巻いて絶縁!!
極狭空間のグリップ内にこの電線を収めなければなりません。出来るかなぁ~?
試行錯誤を繰り返し何とか収まりました。
現在2021年、2019年製ですので3年目でショート。ちょっと短命ですね。
断線してしまうのはこの辺りが問題ですね。電線の耐久性なのかグリップ下が問題なのか素人では分りませんがメーカー(日立)さん改良お願いします。
完
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