前記事でオーナー(OWNER) 編み込み台用の「前方支柱オフセット拡張マウント」を製作しました。そこに装着する仕掛け巻きユニットをオーナー製の仕掛け巻きAP-42or43を使用して製作しました。オーナーの仕掛け巻きを使用したユニットは数年前に完成していましたが今回はそれを改良してラインの引き込み口を下部にして見ました。ラインガイドも付けて入り口に干渉しない様に工夫してスムーズな巻き取り設計を試みました。この記事は製作備忘録です。
プレートにオーナー仕掛け巻き「AP-42or43 」を取り付ける!その2
Part2からの続きです。
このオーナーの仕掛け巻きのバッククラッシュ防止構造はシマノのCS-301Lと同じような感じなので以前、製作したシマノ「CS-301L」ユニットと同じような感じで仕上げます。
↓<参考記事>↓
・編み込みホルダー用仕掛け巻 シマノ SHIMANO CS-301L仕様ユニット編
セットスクリュー(イモねじ)を3本使用
3本とも均一に回します。
ちょっとの微調整でスプール停止トルク&回転トルクが変わります。
あまり締め込むとプラが折れてしまう恐れがあるのでので程々にします。必要が無ければ、ねじを緩めフリーの状態します。
ラインガイドを取り付けます。
ラインガイドはガイド幅(溝)を以前の2mmから4mmに変更した物を使用します。
裏はワッシャと袋ナットでラインが引っ掛からないようにします。
完成です。
指で回しやすそうなので、自作のマグネットハンドルは今回はパスします。
完成!?編込み台に取り付けてみる!
さ~て、いよいよ本体への取り付けです。
取り付けはM4×14mm六角穴付きボルトと袋ナットの組み合わせ。
ナットドライバーがあると便利です。
取り付けるとこんな感じです。
取り付け部分
ラインガイドはラインを上から押し当てる感じになるでしょう。
良い感じの隙間です。
ガイドの調整で中心を狙います。
ガイドの溝幅は4mm
このオーナーの仕掛け巻きはスプールを着脱セットするのが難しいです。軸の引っ掛かりが浅くケースの蓋を開けるとすぐに落ちてきます。
対策としては編み込み台を寝かせて水平気味にしてセットする必要があります。
ラインの通過位置を確認。
ゴムー樹脂 ライン通過
樹脂ー樹脂 ライン通過
どちらも対応出来そうです。
完成フォトギャラリー
完成フォトです。
カウンターの取り付けはこの仕掛け巻きケース場合、ちょっと難しいです。ですが不可能では無い?ので、そのうちにチャレンジしてみようと思います。
次は後方支柱のマウントを製作します。
完
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