前記事で「自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)実数化」が完成しましたが、製作過程で「フラットサークル仕掛巻15」を「ダイワ 鮎匠 AS50N 回転巻 スプールケース」に突っ込んで見た所、ジャストフィットしたので「フラットサークル仕掛巻15仕様」ラインカウンター実数化バージョンの試作を2024年GW(ゴールデンウイーク)のDIY工作プロジェクトとして実行しました。あくまでも試作ですので製作過程で思いついた改良は行っておりません。所謂、改良の余地がある作品です。この記事は製作備忘録です。
<参考記事>
・自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を実数化してみた! カウンターギア比変更編
タックルインジャパン(Tackle In Japan) フラットサークル仕掛巻 巻取器15を考える。
試作サンプルの仕掛け巻きはこの一つしか購入してないので失敗が出来ません。
タックルインジャパン(Tackle In Japan) フラットサークル仕掛巻 巻取器15
スプールの固定方法を考えます。中心に穴があり、引っかけが出来そうな箇所(穴)が2箇所あります。これをキーの溝として使う方向です。
「ダイワ 鮎匠 AS50N 回転巻 スプールケース」に突っ込んで回転を確認します。
スムーズな回転が確認できたので接続方法を考えます・・・とは言え接続方法は前々から考えていました。
このラッチは邪魔なので外します。
こちらの純正巻き取りケースはダイワに比べて柔らかく巻き取りユニットには使い難い(開閉の問題)ので使いません。
ダイワ 鮎匠 AS50N 回転巻 スプールケースの加工
ダイワ 鮎匠 AS50N 回転巻 スプールケースの加工をします。
手始めに安易にステップドリルで穴を広げましたが・・・
見事に失敗・・・と言うか大失敗!中心ズレズレ、端面汚い、危険。完全にゴミ箱行き決定。
しょうがないのでベース板を作り素直にCNCフライスで切削しました。なんで最初からこれをやらないかと言うと「面倒くさい」からですww「急がば回れ」
ケバケバが発生中!
これを手でちぎって・・・
カッターで整えます。
意外と綺麗に加工出来ました。
ベース~軸~キー円盤の作製
カウンター側&仕掛け巻き側はベアリングを入れます。
いつもの通り製作。
仕掛け巻き側軸
仕掛け巻き側支柱
ベアリングは圧入
圧入が若干緩かったのでラップで嵌めあいを良くします。
ラップを2枚重ねて・・・
圧入します。
余計なラップをカッターでカット!
緩かったら3枚重ね、4枚重ねと調整します。
スプール固定の円盤を製作。
スプールの引っ掛かりとなるキー穴をマーキングします。
ポンチして穴を開けます。Φ1.6mm(M2)
M2タップ
キーはイモネジを使用しました。M2×5mm
軸と円盤の接続を色々と試みましたが失敗が続いたので・・・・
最終的には「瞬間接着剤」で妥協。
金属同士はまぁまぁ接着強度も良いかな??
組み立て~完成!!
組み立てして完成です。
円盤軸はベアリングが入っているので回転はGood!です。次回の改良箇所として軸中心が少し高いので下げなければなりません。(0.5mm程度下方へ)
円盤の高さ調整も微妙な高さで設計・調整されています。苦労した箇所です。
イモネジに引っかけてスプールをセットします。
当然ですが動作は何も問題ありません。製作して自己満足なのでテストすらしてませんがカウンターは実数表示のはずです・・・
完 2024 GW工作 PART2
2024 GWのDIY工作Part1 自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を実数化してみた! カウンターギア比変更編
自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)のプチ改良~仕掛け巻きケース開閉(開作業)を改善する。GWのDIY工作Part3
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