日々、改良を重ねている自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を再改良してみました。前回は「がまかつGM-1898仕様」は完成しましたので同じ要領で実数化を試みました。カウンター数値の実数化によりメートル・センチでの計測が可能になり使いやすくなりました。がまかつGM-1898仕様と同様に機能面では大幅なバージョンUPです。この記事は製作備忘録です。
<参考記事>
・自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(がまかつGM-1898仕様)を実数化してみた! カウンターギア比変更編
・ダイワDAIWA編込みホルダー用 自作オプション 前方支柱スプールホルダー&ラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を改良してみた! 別ハンドル追加編 Part1
カウンター実数化構想
がまかつGM-1898仕様と同様にカウンターを実数化することによって長さ測定をミスなく容易にする改造です。「がまかつGM-1898仕様」とほぼ製作工程や概要は同じなので詳しい説明は省きます。
製作
ギヤ比を変更しカウンター位置を変更する改造を行います。
30歯のプーリーに変更。
ギア比は「30T:20T」で「1.5:1」になります。ダイワの公式HPによると鮎匠AS50N 回転巻R(スプール)は一周、約15cm。
●1周約15cmで仕掛作りが楽!
**ダイワ仕掛け巻きとスプールホルダによる水中糸等の長さ測定**
・当方のノギス計測によるとダイワスプールは直径48.07mm(半径24mm)
よって円周2πr=150.72mm 約15cm
<参考>
- 3m(300cm)=20.0周= 20周
- 4m(400cm)=26.7周=約27周
ですが、今回は実数化ですのでカウンターの数値は実数の距離表示になります。
軸の作製風景。自作CNC旋盤を使用。
LinuxCNCの旋盤マクロを使って製作。
カウンター側軸完成!
仕掛け巻き側の軸もPOM樹脂で製作しプーリーを固定します。
プーリーが大きくなって軸受けの支柱が干渉するので、段差をつけました。
これで干渉しません。
どんどん組み立てます。
ベルトの調達を忘れてしまい注文してから到着まで時間が掛かるので取り敢えずフィットしそうな174mmのベルトで仮製作。ベルトの張りが少し強いかもしれないがまぁこれで大丈夫かな??
完成!
今回はアルマイト加工は省略します。製作段階で新たな改良が見えてきたので・・・
当然ですが動作は何も問題ありません。製作して自己満足なのでテストすらしてませんがカウンターは実数表示のはずです・・・
完 2024 GW工作 PART1
自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)のプチ改良~仕掛け巻きケース開閉(開作業)を改善する。GWのDIY工作Part3
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