自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を改良してみました。今回は仕掛け巻きケース開け閉めを改善させました。ダイワ仕掛け巻きケースは蓋の開閉部分の引っ掛かりがしっかりしていて少々開け難いです。そこがメリットでもありデメリットでもあるのかもしれませんが、このユニットでの使用用途的にはデメリットの方が強いです。そこで開閉作業(開作業)を改善するべく「ツマミ」を取り付けてみました。この改良により指一本で開ける作業が容易になり生産性が向上したと思われます。この記事は製作備忘録です。
<参考記事>
・自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)を実数化してみた! カウンターギア比変更編 2024 GWのDIY工作Part1
ダイワ 鮎匠 AS50N 回転巻 スプールケースの開閉を考える。
問題なく開閉出来ますが、指先をしっかりと突っ込まないと引っ掛かりが外れません。
そこで考えたのが単純ではありますが「ツマミ」の設置です。開ける時の力を指先ではなく指全体に分散することにより開閉作業の効率化をします。「開閉作業」とは言いますが「閉める作業」は基本的に同じなので今回の改良は開ける時のみの改善になります。
試作
取り敢えず「試作」します。
以前、加工に失敗した仕掛け巻きケースで試作してみます。
ちょっと悩んだのが箇所としてはツマミの取り付け方法で、この蓋の裏側はスプールがギリギリのラインを通過するので突起物は出せないという事です。
最終的にはこの部分は樹脂が厚く「ねじ切り」も出来そうな感じでしたので「ねじ式」でツマミを固定する事にしました。
M3でタップ
ツマミを旋盤で加工。過去に製作したマグネットハンドルを利用して製作。材質は真鍮製です。
ザグリを入れてボルト頭を隠します。
元側は45度で絞りを入れました。
こんな感じで固定。いい感じです!
ラインカウンター(鮎匠 AS50N 回転巻R仕様)に実装
試作で出来た物をそのまま実装してみます。
取り外して同じようにねじ切り加工。
ツマミを取り付けます。
ケース裏側に飛び出さない長さのボルトで調整。
完成!!元のユニットに再度取り付けします。
ちょっと心配だった上方から見た時の出っ張り具合を確認。まぁ~そんなに邪魔ではないかな??
こんな感じで簡単に開ける事が出来ます。
真鍮だとちょっと重いので「アルミ製」の方が良いかもしれません。
完
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