DIY 自作 アルミ製「汎用万力」を作ってみた! 使い道いろいろ!?釣り具~汎用用途まで・・・ Part5

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へら釣り道具・仕掛け

以前から作って見たかったアルミ製「汎用万力」を製作してみました。DIYで金属加工を始めた頃に一度、製作を試みましたが思いのほか難しく断念して放置し最近になって再度製作してみたら上手く完成しました。用途的にはいろいろな場面で使えるクランプベースなのでDIY工作の幅が広がります。参考ベースはへら釣りに使用する「竿掛け万力」をイメージとし細部の部品も市販品を真似てオリジナル製作してみました。このような地味な物(作品)はなかなかネット等に製作手順情報があるわけではないので手探りで製作しなければならず初心者には意外と製作が難しかったりします。今回は万力ベースのみの製作ですので今後、この万力を使って別の製作物を作ることを予定しています。この記事は改造の工程を備忘録として綴った記事です。

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真鍮製 滑り止め押えの製作

Part4からの続きです。

フリーで回転する円形状押さえを製作します。一般的な正式名称?がわからないのでここでは「真鍮製滑り止め押さえ」とします。

この部品を作る為だけに工具を購入

滑り止めのギザギザを製作するために通常の加工では使用しない工具を購入しました。

卓上フライス盤 サイドカッターアーバー MT3 軸径25.4mm

まず「PSF550-VDR」の主軸テーパーはMT3ですがこのMT3のサイドカッターアーバーAliExpressでは見当たらず国内で取り扱っている「-TUKUROO- (ツクロー)ものづくり支援BASE」さんで購入しました。国内で広く流通しているであろうサイドカッター内径25.4mmはなかなか見当たらなかったのでなかなかレア?な商品です。

ヤフオクでだいぶ前に購入 新古品

アンギュラカッターはWアンギュラカッターという上下両方にカッターが付いている物を使用します。これで「V字」カットが出来ます。サイズは直径70mm×厚さ13mm×内径25.4mm 角度は80度

材料は真鍮丸棒Φ20mmを使用しました。まず六角に切り込みを入れたいので固定治具はコレット式の六角ホルダーです。

コレットホルダーをバイスに挟んで六角面を切削します。

コレットホルダーをバイスに挟んで固定します。

50-60mm程度出します。

新潟精機 SK センターファインダー CF-145

簡易的にセンターファインダーで中心を出そうと思いましたが、既に中心に穴(Φ6mm)が開いておりマーキング出来ないので中心を出すジグを作りました。

Φ6mmの丸棒

こんな栓を穴の大きさに合わせて簡易的に作りました。

装着するとこんな感じ。

目視で中心を合わせました。

これで大まかな芯を目視で合わせる事が出来ます。

中心がセットできたらいよいよ一発目の切り込みをします。

このホルダーを辺ごとに3面掴み直して切り込んで行きます。

深さは7mmです。この深さが何ミリが良いのか分りませんが、取り合えず7mmにしました。

真鍮の切り粉は細かいので掃除が大変です(*≧д≦)

CNC手動操作で行ったり来たりを繰り返しながら切り込んで行きます。やはり手動操作は面倒なので次回はプログラムで動かす試験をして見ます。

均等に切り込みが出来ました。思ってたよりも中心がしっかり出ています。

フライス盤から旋盤にバトンタッチです。ワークをチャックします。

OSG Φ6.0mm ドリル

先ずは中心にΦ6mmの穴を開けます。

中心に穴が開きました。

黄金色が復活!

ここで一皮剥きました。

穴底面をフラットにするためにザグリカッターでフラットにします。

フラットになりました。このあたりから加工は適当な寸法なのでよく覚えていませんが3mm位の深さだったと思います。

ローレット加工 アヤ目

外観の見栄えを良くする為に、転造ローレット加工をしました。

ローレット加工をするとそれらしくなってきました。

自分のイメージとしては市販品はここにが取ってあるような感じがするので面を取りました。

厚さ10mmなので重厚感があります。

最後に突切りでカット!厚さは10mm!!

裏面

カットしたらこんな感じです。

表面

表面はこんな感じ~

裏面も一応面取りしました。一手間加えると見栄えは良くなります。

先端の尖がりが鋭利なのでヤスリで少々研磨しました。

Part6へ続く

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