前回、Z軸にDRO(ミツトヨスケール)を取り付けましたが続きましてX軸(横送り台)もDRO化します。取り付け位置に難儀しながらも取り付けステーを自作し理想?の形になりました。スケールはミツトヨのSDV-10Bを新古品購入しました。。スケールに合わせて取り付けステーを設計。構想&材料調達は2年前からしており、ようやく着手出来ました。
この記事は製作&取り付け記録です。
測長ユニット SDV-10B 取り付けベースを製作&取り付け
Part1からの続きです。

SDV-10Bの取り付けベースを製作します。材料はA5052アルミ板t=20mmを使用しました。 面倒なので保護テープは貼らずに使用。

長方形の部品なのでストック幅を取り大まかにバンドソーでカットします。なかなかt=20mmだとバンドソーでカットするのも大変です。

ドリルはいつも使用しているショートタイプは短くて使えないのでレギュラーサイズのドリルを使います。ドリルの刃が長くなるので小径のドリルは何回かに分けて穴を開けていきます。

クランプ固定でセット。

LinuxCNC制御画面

下駄の様に中抜きします。

切削終了。切削粉が大量に発生~!

清掃すると綺麗に切削出来ている事が確認出来ました。

エンドミルΦ5mmを使用してザグリ&長穴の加工を連続で加工します。

ボルトはM6のキャップボルトを使用します。ボルトの頭が飛び出さないかチェツクします。

切削ベースを製作後、ボルトで固定します。

輪郭切削終了~!

タップ&面取り研磨して完成です。

ミツトヨスケールベースを取り付けるビスの選定です。通常の六角穴付きボルトだとボルトの頭がスケールのレールが干渉してしまうので使えません。

そこで低頭のボルト(ねじ)を使って干渉を避けました。

ミツトヨスケールベース を反転(内側)して使用する設計にしています。取り付け部分がコンパクトにまとめる事が出来ます。

スケールレールを取り付けます。

限界まで動かしてもボルトは干渉しません。ヨシヨシ!

これでスケール回りが完成です。
これを旋盤に取り付けます。
Part3へ続く
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