<この記事は2016/10/4に編集したものを2019/10/30に再編集>
趣味乃へら浮子 川奈作
へら浮子 川奈作の私感インプレッション記事です。
私、個人が所有した事のあるへら浮きの中で最も美しいと思った浮きである。
所有していたのはPCムクトップの羽浮き(竹足)。
作りは極めてシンプル、銘のみが竹足にさりげなく書いてある。浮きの装飾は全く無く番手も書いていない。
ごまかし一切無しのへら浮子。
竹足と羽根ボディの繋ぎ目は滑らかで最も美しい部分。
装飾でごまかされている現代の浮きとは明らかにクオリティが違います。
「美」と言う観点では、一つ抜けている浮子だと思った。
作者の川奈氏を私は全く存じ上げませんが、その仕事は若輩物の私でも感銘を受けます。
恐らくご存命の浮き師ではないと思いますが、本物のへら浮きだと思った。(本物の定義は個人の価値観に委ねます)
川奈氏が言うように
「へら釣り」と言うジャンルの趣味から飛びぬけて「浮子」というジャンルの趣味に昇華しているのである。
浮子が趣味になるのである。
*上記、記事は私の個人的価値観によるもので他の浮きを否定する物ではありません。また川奈作でも個体差による製品のばらつきが有るかもしれませんが、私が所有した物に関してはそういった事はありませんでした。
年代物の浮きは時代と共に無くなる運命だと思いますが、観賞用として所有するのもへら浮きの楽しみかも知れませんね。
ちなみに私は「使ってナンボの浮き」と言うスタンスなので観賞用として所有することはありません。
こんな記事を書いてますが川奈作も手放しておりますww
以上
にほんブログ村
コメント