ダイワDAIWA編込みホルダーに自作オプションで前方支柱に自作ユニットを製作してみました。前記事で後方ユニットは完成しました。今回の前方ユニットの完成で仕掛け作りの効率化が見込まれます。また水中等のライン長さも仕掛け巻きユニットを使って計測可能になります。この記事は製作備忘録です。
試作 設計
設計は以下の通り。
基本的に後方支柱と同じような感じですが、前方は純正の仕掛け巻き機能がついているのでそれに干渉しないように穴の高さ調整が必要です。ユニットには幅があるのでこのユニットを取り付けると純正の仕掛け巻き機能は干渉する為、使用不可能になります。
試作 製作~完成~失敗!?
製作は前記事の後方ユニットと全く同じです。
参考記事:ダイワDAIWA編込みホルダー 自作オプション 後方支柱スプールホルダー&鮎匠 AS50N 回転巻R仕様ユニットを作ってみた!Part1
穴開け作業
切削ベースに固定して輪郭を切削。
ねじ切り&面取り
ベース完成
取り付け穴にはPOM樹脂で削り出したスぺーサーを入れます。
取り付けて見ると・・・「あれっ!?」ボルトの位置が微妙におかしいです。
ボルト位置が上下、中途半端な状態になって可動範囲が小さくなってしまっています。
一番下に取り付けてもラインが上に上がりすぎですね。好みがあるかもしれませんが当方はクリップ上部ギリギリのラインが良いのでこれでは×です。
設計ミスで失敗です。
再製作 設計変更 改良品
気を取り直して作り直します。
よく見ると前方支柱の穴のピッチは後方とは違うようです。見た目が同じだったのでそのまま後方と同じ設計で製作してしまったのが失敗の原因ですね。
再設計しました。無段階の長穴にして微調整が効くようにしました。アウトラインも仕掛け巻きに合わせて切削してみます。
アウトラインを変更したことにより一部取り残しが出てしまう為、巻き込み防止をするためにプライヤーを持ちながら切削を監視してました。
再設計品 完成!!
失敗作品から仕掛け巻きを移植
取り付けて見ました。
穴のピッチが10mm でしたが偶然にもM4ワッシャがギリギリ干渉しない設計になりました。
長穴の下にRを付けたデザインにしました。
ボルト固定位置 最上部ポジション
ボルト固定位置 最下部ポジション
今回は仕掛け巻きのシルエットに沿ってアルミ板ベースをシェイプしました。
以前よりもスッキリしました。
上下移動出来るので調整が便利になりました。
完成!!
完成品フォトギャラリー
前後ユニット装着で効率化?
今後の課題!?
前方のユニットを取り付けたことによって純正の仕掛け巻き取り機能が使えなくなりました。
ハンドルの干渉
ナットの干渉
基本的に当方は使わないのですが動く(機能する)ように気が向いたら修正したいと思います。
完
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