DIY エアコン真空引き ULVAC G-50SA(真空ポンプ)にTASCO TA159PA(逆流防止弁 真空ポンプアダプタ)を取り付けてみた! Part1

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真空ポンプ

当方の工房にあるエアコンをDIYで移設する為に真空ポンプを買いましたがエアコン工事用(専用)ではないのでジョイントが出来ません。ですのでTASCO TA159PAを用いて吸入口をエアコン用に変換改造しました。もともとこの真空ポンプ(ULVAC G-50SAには「オイル逆流防止弁機構」が備わっているようですが、中古のTA159PAが手に入ったので取り付けてみました。この記事は改造の工程を備忘録として綴った記事です。

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真空ポンプの選定 国産or格安中華!?

エアコンの真空引きとは何ぞや?と説明はここでは省略します。

ワード解説:逆流防止弁機構は、停電時等(停止)の緊急時に真空槽側にポンプ油逆流するのを防止する機構。

アルバック機工の直結型小型油回転真空ポンプ G50SA

エアコンDIYで以前、自分で設置しました。その時はヤフオクのレンタルで真空ポンプ一式をレンタルしました。プロ仕様の良いものをレンタルしていただきトラブルなく設置出来たのを覚えています。

ULVAC G -50SA  安心のMADE IN JAPAN

当時は一度きりの設置作業だと思いレンタルにしたのですが・・・時は経ち移設する事になり今回はレンタルではなく真空ポンプ購入を検討しました。

オイルミストトラップ付き

検討対象はやはり安価な中華製のエアコン工事セット。途中まで中華製を購入する予定でしたが、中古の真空ポンプが安く手に入ったので中華製は止めました。

この先端を加工します。

今回入手したのは「ULVAC G -50SA」です。MADE IN JAPAN でエアコン用として売られている専用の物ではありません。ですのでエアコン用に改造が必要です。もともと汎用装置機械用ですのでエアコンの真空引き以外にも何かと?使えそうです。

TASCO TA159PA(逆流防止弁 真空ポンプアダプタ)の接続方法を素人ながら色々と考えました。

このホースカプラーはねじ式になっています。

吸入口にはフルイ網が装着されています。

このホースジョイントカプラーを使って接続するようにアダプターを作ります。

ちなみにポンプの吸気管内径より小さな吸気管を使用すると、実効排気速度が多少減少する事がるらしいです。

TASCO TA159PA(オイル逆流防止弁 真空ポンプアダプタ)

タスコのTA159PA(オイル逆流防止弁 真空ポンプアダプタ)を取り付けるために変換アダプターを製作します。

<オイル逆流防止弁 真空ポンプアダプタ TA159PA 仕様>

  • 電源100V
  • ポンプへの接続口…1/4″フレア
  • 吸入ポート…1/4″フレア
  • 本体サイズ…58W×80L×52Hmm
  • コード長…3m

エアコン配管はインチ表示です。この箱に付いているコンセントに真空ポンプのプラグを挿します。要するにこのTA159PAのスイッチがポンプ&逆流防止電磁弁のスイッチになるようです。

1/4″フレア

こちらの接続口がポンプ側です。

1/4″フレア

こちらに真空圧ゲージを取り付けます。

接続方法の検討

とりあえず各所採寸から始めました。

寸法があいまいなのでやってみないと分からない状態でスタートです。

M 20のピッチ1mm 。先端内径はΦ15mmくらい。

旋盤でねじ切り

適当に先ずはカプラーの内径にピッチ1mmでねじを切ります。

適当にねじを切りました。おそらくM14以上M15以下くらいだと思います。M14ピッチ1mmのマスターゲージが無いので定かではありません。完全にオリジナルの寸法です。

接続アダプター旋盤加工製作

続きまして上記で加工したカプラーに嵌める接続アダプターを製作します。

真鍮の丸棒を旋盤にセットします。

Φ20mm

Φ14.9mmに切削。

ねじ切りの逃げ溝を入れます。

ピッチ1mmでねじ切り。

 M8×1.25の下穴Φ6.8mmドリル

M8の下穴Φ6.8mmで穴を開けます。

中心にM8でタップ。

切り離します。

バリが出ましたが削り取ります。

続きましてモンキーレンチで回せるように六角加工に入ります。

Part2へ続く

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