自作アユプロノットマスター用仕掛巻きラインカウンター(がまかつGM-1898仕様)を自動巻きに改造するプロジェクトの始まりとしてモーターの選定&テストで制御基板&モーターを購入しました。秋月電子通商 ステッピングモータ・コントロールキットを使用して小型ステッピングモーターをテストしました。またモータは秋月電子通商で入手できる3種類をテストしてみました。色々と問題点も見つかり今後の課題になりました。
ON/OFFスイッチ・LEDパイロットランプ 基盤作製
Part1からの続きです。
電源のON/OFFスイッチを取り付けます。取り付けると言っても自分で基板からの組み立てなければなりません。
電源スイッチはトルグスイッチを採用。基板に取り付けます。
電源ON/OFFの視認しやすくする為に、LEDのパイロットランプを取り付けました。ステピッングモーターは停止時にもモーターを保持する為に電流が流れます。それを視認するためにも必要だと考えました。
1KΩの抵抗を挟んで青色LEDを点灯させます。
XHコネクターを使用して回路を構築。LEDと電源はコネクターを取り付けました。
基板の裏側はこんな感じです。
所詮、素人の半田付けなので一発通電とは行かずテスターで接触不良箇所を検知して修正しました。
制御BOXのフロントパネル作製
制御BOXのフロントパネルにスイッチ類を取り付ける穴を開けます。
アルミのフロントパネルをCNC卓上フライスにセットします。
レイアウトは適当です。適当と言ってもBOX内でスイッチ類が干渉しないようには考えました
タクトスイッチの四角穴をCNCフライス盤で切削します。
アルミの板厚は1.2mm程度なので切削でくり貫きます。
タクトスイッチの穴が開きました。四隅にある穴はタクトスイッチ取り付け穴です。
ヤスリでバリ取りします。
こんな感じで完成!
スイッチ部品類取り付け・修正加工
完成したパネルにスイッチ類を取り付けます。
早速、修正です。パイロットランプを外側から通すのにコネクターが邪魔で入りません。コネクターを外しLEDを通して再度コネクターを取り付けました。
タクトスイッチの取り付けに苦労しました。基盤が小さくて取り付け穴を開けるスペースがありません!ギリギリの所を攻めて穴を開けました。設計ミスです。
キットに付属していたこのプラスチック製の部品(六角支柱)を使いスイッチ表面が1~2mm突出するように長さを調整します。
4箇所の支柱で基板を留めます。
旋盤で六角支柱を規定の長さにカットします。
この六角支柱にも一部スイッチボタンが干渉するので旋盤で削りました。
こんな感じに加工しました。
取り付けボルトは表面に凹凸ができると邪魔なので極低頭のビスを使いました。
加工したものを取り付けるとこんな感じになりました。
タクトスイッチ(大)を取り付けます。
固定は樹脂ナット4個。
半田付け箇所がナットに干渉してしまう為に、非常に手間取りました。反省点としては基板をもっと大きい物にすれば取り付け穴にも余裕が出来たと思います。また、取り付け固定ボルトも2本位でよかったかもしれません。次に作る機会があればこのような作り方はしません。
高さを調整して取り付けます。
ボルトは出っ張り過ぎず、よい感じで取り付きました。
タクトスイッチの取り付けにビス4本は過剰です。
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