今回はX軸をボールねじ化するに辺りに最初の作業としてナットサポートブラケットの作成をしてみました。X軸の設計概要としては精度C7全長700mmボールねじを手に入れたのでこれを出来るだけ無加工(ボールねじ)で取り付けたいと思います。純正のねじサポートは使わなくなるのでテーブル両サイドのねじサポートも自作で製作します。中華ステッピングモーターもオリエンタルモーターのαSTEPシリーズに変更します。また接続はカップリングを用いて直動式にします。大幅な精度向上が見込まれます。
輪郭切削
Part1で製作したベースにM4ボルト2本で固定します。
切削中に動かないようにしっかりとボルトを締め付けます。
LinuxCNC制御画面
A5052と比べるとサクサクと削れます。
切り込み深さは0.25mm
切削終了!
ブラケット仮合わせ
ここで一旦ナットを付けて様子をみます。
バッチリ!
フランジ部分もピッタリ収まりました。
ブロック上部のナットフランジはみ出し具合。2mm位の出っ張りです。
ブロック下部のナットフランジはみ出し具合。
ブラケット底部&フランジ部分 M5ねじ穴加工
ブラケット製作の最終加工です。
小型バイスで固定して底部に取り付けねじ穴を開けます。
穴の深さは20mm程度
PSF550-VDRのタッピング機能を使い垂直に浅くねじ切をします。
フランジ部分も垂直にねじ切りします。
仕上げは手作業でタップします。
ブラケット最終加工仕上げ~完成
各穴と外周の面取り作業をします。その後、洗浄して完成です。
大径の穴はバリ取りバーをグルグルと2~3周回します。
ブラケット完成!!
ナットの取り付けはステンレス六角穴付きボルトM5×25mmを使用。
ボルトの頭も干渉するかもしれません。
Part3へ続く
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