TACKLE in JAPAN アユプロ・ノットマスター 改造 支柱の剛性を高めて支柱幅を可変させてみた!

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アユプロ用自作品製作

TACKLE in JAPAN(タックルインジャパン) アユプロ・ノットマスターXTypeの支柱ベースがぐらぐらと揺れるので剛性を高めてみました。また自作の台座に変更して支柱の幅を多少可変できるようにしました。ベースの変更により小物入れを台座中央に設置できるので、前回記事にしたサイドに小物入れを設置するよりもスマートになりました。支柱の剛性が変わりぐらぐら感が無くなりました。興味があるユーザーは参考にして改造して見て下さい。

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製作概要

色々と支柱に改造品を付けると支柱上部の重量が増してきてぐらぐら感が出てきました。そこで支柱の付け根(ベース)を強化するべく改造してみました。

純正品は約1.4mmのスチール(鉄)製の板をプレス抜きしてメッキ加工をした物だと思うのですが、2枚合わせで作ってあるので約2.8mm位のスチールの強度があります。当方はステンレス製なのかと思っていましたが磁性が余りにも強いのでよくよく調べるとスチール(鉄)でした。まぁこれでも十分な強度はありますが、ぐらぐら感が気になったので補強するべく設計してみました。通常はあまり気にならない部分だと思いますが・・・

純正ベースの厚さ約3.0mm
隙間は約6.0mm

板と板の間は約6.0mmなのでここに約6mmのアルミ支柱を挟み込みます。

設計

自作 編み込み台 穴3連支柱可変  t15×190×85 図面

自作 編み込み台 穴3連支柱可変  t15×190×85 作製

支柱強化に伴いベースの土台ごと変更する事にしました。

支柱はM4六角穴ボルト2本で固定するので穴を3個あけて片方2段階の位置調整が可能になりました。両方の支柱を調整する事によって3パターンの位置可変ができます。

裏面 3連穴
表面 小物入れ部分

純正ベースはアングル状の構造で中央に小物入れが設置出来なかったが、今回製作の台座は障害物が何もないので小物入れを中央に設置ができました。

前回記事にしたサイドに小物入れを設置するよりもスッキリした感じがします。

小物入れは前回の記事同様に既製品のダイワ防水ユニットケース UC-600JPを移植。

シリコンゴムでユニットを固定
ゴム足を四方に設置

TACKLE in JAPAN 支柱アルミ製10mm厚 剛性強化支柱 製作

支柱はアルミ板から削り出しで製作しました。ほぼ純正と変わらない形状にしましたが少し高さは少し小さめに作りました。穴の位置も微妙に違いを出しました。

<材料> A5052 アルミ板10mm厚

表面
裏面

上記の設計図通りに製作できました。

ベース支柱組立て取付け

取付け穴

精度良く製作できました。取り付けはステンレスM4六角穴キャップボルトの14mm×2本で固定します。

前方支柱
後方支柱
正面方向
最小支柱間隔は約13.5mm
最小支柱間隔は約16.5mm

上記の写真のように支柱間隔が可変出来ます。最小で13.2mm最大で16.5mmですがあくまでも穴の間隔なので実際は数字より広くなります。(支柱が傾いている為)

マイクロメーターで計測

支柱板厚は約5.9mm でマイナス交差0.1mmで良い感じに収まりました。

アユプロ・ノットマスター Xタイプ支柱の取り付け

いよいよ取付けです。

前方取付け
後方取付け
最小間隔
中間間隔
最大間隔

支柱の間隔は人それぞれだと思うのでベストな位置が分かりません。ただ、あまり広げると糸がたわみやすくなります。

折りたたみ

純正では前方の支柱が自作の取り付けベースに干渉して折りたためませんでしたが、少し小さめに設計したので折りたためるようになりました。

動画ではチョットわかりづらいかも知れませんがぐらつきは改善されています。

スッキリした?

余計なサイドの小物入れが無くなったのでスッキリしました。

尚、Bタイプはベース穴をM6のねじ切にすれば取付け可能かと思います。

次なる改造は・・・・

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