過去の記事に書いた「はじめてのオリエンタルモーターαSTEPステッピングモーター!パルス入力編 設定備忘録」にもあるようにオリエンタルモーター製「ARM66AC-N10」を取り付けるモーター取付けプレートを製作しました。現在使用中の中華ステッピングモーターはタイミングベルト&プーリーでの減速仕様になっていますが、今回取り付けるモーターは1:10の減速機が付いているPNギヤードですのでカップリングでボールねじに直結します。テーブル横がモーター取り付けで長くなる為、可動範囲の確認が必要ですが問題ないので製作しました。作業記録です。
X軸オリエンタルモーターARM66AC-N10用取り付けベース完成! 取付け編
Part1からの続きです。面取り加工して完成しました。

モーター取付け面

裏面

左右にモータを微調整できるようにしました。


モーターは裏面から六角穴付きボルトM5で取り付けます。

ワッシャーとスプリングワッシャーを使用しました。

今回実際に装着するオリエンタルモーター製のカップリングを付けて見ました。

無難な所で完成です。後は取り付けてどうなるか・・・・??
オリエンタルモーター製 カップリング加工(取り付け穴拡大)
カップリングの片方の径(Φ8mm)がボールねじ軸径Φ10mmに入らないので旋盤で穴を拡大する改造をしました。

オリエンタルモーター カップリング MCS400812 仕様
材質本体:アルミニウム合金
振動吸収・緩衝体:ポリウレタン
カップリングタイプ:ジョータイプ
締結方式:クランピング
軸穴径d1:8mm →10mmに拡大改造
軸穴径d2:12mm
外径:40mm
全長:66mm
使用ねじ:M6
常用トルク:17.0N・m (4.0N・m)

少し大きめのカップリングです。

取り合えず分解します。

ボールねじの軸はΦ10mmなのでカップリング側(Φ8mm)では挿入できません。

旋盤チャックに噛ませます。

ドリルはOSGΦ10mmを使用。

穴を拡大します。


カウンターシンクで面取りします。

反対側も面取り~

バッチリ入りました!完成!!

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